人手不足と有休消化と体調不良で誰もいないのだが

UnsplashHarry caoが撮影した写真

職場に誰もいない

タイトルのようなことを思っている。

コロナ禍以降、特に顕著になったのが人手不足である。

当社も御多分に漏れず、コスト削減を図る為に、どんどんと人が少なくなっていった。

それ自体は日本の現状を考えると、まあ自然な流れなのかなと思っている。

でも、そこに働き方改革による「有休消化の促進」が乗ってきて、更に「体調不良者への配慮」なんてものが加わってくると、職場に誰もいないということが頻発するようになった。

もちろん、仕事がリモートワーク主体で、職場に誰もいなくても業務が回っていくのであれば問題はない。

ただ、当社の現状はまだそこまでではない。

となると、そこに残された僕がそういう人達の分も含めて仕事することになる訳だ。

何だかおかしくないか?

今日はそんな愚痴めいた話である。

それでは始めていこう。

権利の恩恵に与れない管理職

権利の主張義務の履行。

権利の方が圧倒的に強いのが現代社会である。

それ自体は望ましい傾向だと思う。

でも、残念ながら僕はその恩恵に与れていない。

というか、たぶんこの先ずっと与れることはないだろう。

管理職は働き方改革の適用外

「管理職罰ゲーム論」の中には、きっと今日のような話が含まれているのだろうと思う。

管理職というのは「社員」という範疇に含まれておらず、働き方改革やその他諸々の従業員保護の対象から外れている、というのが僕の感覚である。

当然ながら有休消化なんてできないし、残業なんて当たり前だし、体調不良で休んだりしたら白い目で見られるのが普通である。

となると、そんな僕たちの現状を見て、誰が管理職になんてなりたがるだろうか?

そんなことを思う。

でも理解がない現状

ここに時たま「なぜ有給取得がこんなにも少ないんだ?」という叱責が加わることがある。

「取れるもんなら取りたいんですけどね…」という気持ちをグッと堪えながら、「すみません…」と頭を下げる。

そうなのだ。

たぶん偉い人達は現場が冒頭に書いたような状況になっていることなんて想像すらしたことがないのだろう。

管理職だけが職場にいて、死にそうになりながら遅くまで仕事をしている現状。

「だったら休んでやろうか?」という言葉が口から出そうになるのを抑えながら、でもここで論争するだけ時間の無駄だし、それだったらその分早く仕事を終えて帰りたい(それに上司に逆らう程の度胸もない)という平常運転。

いつからこんな風になってしまったのだろうか?

実稼働を基に仕事量を調整すべきでは?

ちょっと極端なことを言わせて貰えるなら、このくらい人が少なくても業務が回るなら(管理職がどうにかしているのは前提ではあるが)、そのように実働日数が少ない社員を解雇して、その分をよく働く社員に分配した方が良いのではないかと僕は思ってしまっている。

もちろん、それぞれの社員には会社に来られない理由や事情があるのかもしれない。

でも、実際に稼働している日数が少ないのは事実で、それを前提に仕事が組み立てられていることがおかしいのではないかと思ってしまう。

本当に有休消化を促進するのであれば、それに合わせて仕事量を減らさなければならないし、全社員が同じように有休消化に努めなければならない(半強制的でもいいくらいだ)。

しかしながらそれはせず、真面目に働こうとする人にシワ寄せがいっているのが現状である。

フリーライダー的思想

また、ここにはそのような現状に乗じて、上手くその制度を利用しようとする者も含まれている。

いや、別に権利だからそれを使うことは構わないのだ。

ただ、それが偏っていることに(それも極端に)不満があるのである。

好きな時に休みを取り、ちょっとでも体調を崩せば休み、休み明けでも関係なくまた休むようなたくさんの社員たち。

遅刻も早退も、体調不良であれば許されてしまう現状。

それをどうにかするのは管理職の仕事なのだろうか?

僕にはよくわからない。

権利とカオス

一言で言うなら、モラルの問題なのかなと考えている。

もちろん、そこに権利があるなら、それを主張するのは当然の権利でもある。

でも、それを全員が同時に主張するなら、それはカオスではないのだろうか?

そして、それを権利の問題だと片付けるのであれば、ルールによって規制するしかないのでは?

管理職ほどコスパが悪い職種はない

そりゃ管理職になんてなりたがる訳がないよな、と僕は思う。

そのような無法地帯を誰が管理したいなどと思うだろう。

管理職になどならず、同じように権利を目一杯主張しながら程々に働く方が、圧倒的にコスパが良いなんてことは誰だってわかる話である。

というか、たぶんもうすぐそのような世代が管理職になっていくのだ。

管理職までも同じような行動を取るようになった時、会社はそのことについて真剣に考え始めるのだろうか?

僕にはよくわからない。

わからないことが多過ぎて、本当に疲弊してしまっている。

管理職に人権はない

管理職には人権はないのだ。

それを理解しながら働くことにどれだけの意味があるのだろうか?

そろそろ僕も真剣にフェードアウトすることを考える必要があるのかもしれない。

それではまた。

いい仕事をしましょう。

あとがき

だいぶ暗い文章になってしまいました。

でも、誇張もなく、割と現実的な話なのかなとも思っています。

多くの問題のシワ寄せが管理職に向かっていて、でもそれを誰も理解しようとしない

結果、管理職に誰もなりたがらない。

そりゃそうでしょう、と僕は思います。

そして、それでもいいならいいのではないか、とも(半ば投げやりに)思ってしまっています。

管理職のみなさん、過労死するほど頑張る必要はありません。

程々の距離感で会社と付き合っていきましょう。