経済的自立とマネジメント

心をどうやって安定させるか?
マネジメントはメンタルの状態が非常に大事だよな、とふと思うことがある。
というか、マネジメントに限らず、仕事全般においてそうかもしれない。
スキルや経験、その他諸々ももちろん大事ではあるけれど、それを発揮する為にはやっぱり心が安定していないといけないのである。
では、心の安定というのはどうやったらもたらされるのか?
もしくは、心を乱す要因をなくす(減らす)為にはどうしたらいいのか?
アプローチの方法は色々とあるとは思うけれど、今日は経済的自立という観点からこの話をしていこうと思っている。
経済的に自立ができれば、仕事に対するスタンスや心持ちが大きく変わる。
安定的に仕事に向かい合えるようになる。
それでは始めていこう。
投資に対する観念の変化
新NISAも始まり、昨今では投資やFIREに関する話題がある程度世間的に認知されてきたように思う。
でも、ちょっと前まではこうではなかった。
僕が会社に入った頃は、投資=ギャンブルみたいに捉える人が多くて、本当に隔世の感がある。
でも、その頃から僕は細々と投資を続けてきた。
もちろん給料は安かったし、投資できる対象も今よりも格段に少なく、またコストも高かったので、選択肢という意味ではあまりなかったけれど、それでもコツコツとやってきて、もうかなりの年月が経つ。
最初の頃は毎日の値動きに一喜一憂していたのだけれど、投資に関する本を読んだり、実際に大きな暴落を経験することを経て、段々と日々の値段の上下についてはどうでもいいな、と思えるようになっていった。
ただ、淡々と毎月インデックスファンドを買い続けること。
これが投資においては非常に大事なことである。
FIREとまではいかないが…
今でこそもう誰もが知っているようなことではあるけれど、当時は全然そんなことはなくて、また実践している人なんて殆どいなくて(僕の周囲にだけかもしれないが)、確信にまでは至らないまま、年月だけが過ぎていった。
どちらかと言えば仕事の方が大変で、それこそ毎日駆けずり回っていたような状態だったので、それも奏功したのかもしれない。
気が付けば、僕の資産はそれなりに増えて、仕事を辞めるまでには程遠いけれど、そんなにあくせく働かくなくてもいいんじゃないかと思える程度にはなっていった。
それが現在地である。
ダサい仕事をやらなくても生きていける自信
その結果、仕事に対するスタンスが大きく変わることとなった。
もちろん、仕事は好きだし、任せられたからには一生懸命、最善を尽くすことに変わりはない。
でも、だからと言って、これをやっちゃおしまいだよね、というような仕事や、自分が後々後悔することになるようなダサい仕事は、受けなくてもいいんじゃないかとも思えるようになっていった。
それが僕には非常に心地いいのである。
ドランクドラゴンの鈴木さんが、柔術を習ってから、「どうせコイツ殺せるからいっか」と思えるようになった、という話があるけれど、それと似たような心持ち(?)で僕は仕事ができるようになったのである。
「まあ別にこの仕事にしがみつかなくても生きていけるしな」というような感覚。
それが僕が言う「経済的自立」である。
手元にカネがあれば、メンタルの上下動を抑えられる
もちろん、現在のFIRE論にあるように、完全FIREとまでは行かないけれど、サイドFIREくらいならできるのではないか、と思えるような状態(実際にできるかどうかは別として)。
それがあると、仕事に対するスタンスは大きく変わってくるし、実際に仕事にも好影響であると実感している。
特にマネジメントのような、無理難題のオンパレードの仕事をしていると、これを強く実感する。
上司の無茶振りも、部下のしょうもない不平不満も、「別にオレ辞めてもいいしな」と思えれば、淡々とこなせるようになる。
そこに余計なメンタルの上下動がなくなるのだ。
結果として、「あの人は何があっても動じない!」「できた人だ!」というような謎の高評価が生まれることにもなる(こちらはただ感情が動いていないだけなのに)。
良いことばかりである。
少額でもやっておいたらいいのでは?
もちろん投資は自己責任なので、僕がこのように書いているからと言って万人に勧められるものではない。
当然ながら暴落もあるし、資産が大きく目減りすることなんてザラである。
でも、長年投資を続けてきた僕が思うのは、メンタルが大きくブレない範囲の金額であれば、少額でもやっておいて損はないのではないか、ということである。
そこに全財産を突っ込むような愚行は避けなければならないけれど、完全に忌避するというのも違うような気がするのだ。
自立への可能性を手にすること
今は当時と違って、本当に良いものが低コストで簡単に手に入る時代である。
YouTubeを開けば、誰だって簡単に最先端の(もしくはそれに近い)情報を手にすることだってできる。
新NISAの制度だってある。
何よりも、自分が会社に左右されるだけではなく、自立できる可能性がある人間なのだと思えるようになる。
たくさんのおじさん達が、しょうもないことであーだこーだ言っているのを尻目に、僕は良い距離間で会社や仕事と向き合うことができている。
良い時代になったものだ。
それではまた。
いい仕事をしましょう。
あとがき
僕は自由というものに価値を置いていると思う時があります。
誰かに何かを強制されることが嫌いで、それもその中身がダサいなら論外、そんなスタンスで生きています。
でも、自由を得る為には、ある程度のカネは必要です。
ただ、そのカネを得るには給料では不可能。
もちろん、投資をしたからといって、経済的自立を得られるとは限らないでしょう。
でも、その可能性は手にすることができる。
そして、可能性があれば、仕事に対する向き合い方は(良い方に)変わっていきます。
大事なのは志向性です。
日々望ましい方向に向いてきましょう。